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2006.03.24

「感謝」--- 加藤和彦・坂崎幸之助

昨日の夜のNHK TV「音楽夢くらぶ」は、大変満足しました。

先週の、薬師丸ひろ子とHIS(細野晴臣・忌野清志郎・坂本冬美)もよかったけど、最終回の昨日の加藤和彦・坂崎幸之助も素晴しかったと思います。

二人でやったのは以下の5曲。

  • 「悲しくてやりきれない」
  • 「あの素晴しい愛をもう一度」
  • 「感謝」
  • 「イムジン河」
  • 「平和について」

うち、「イムジン河」は、日本とコリアンの子どもたちといっしょに歌いました。

2002年のフォークルの期限付き再結成は、加藤和彦・坂崎幸之助・きたやまおさむの3人でしたが、昨日のテレビでは加藤と坂崎の2人での出演です。
途中、ミカバンドの「タイムマシンにお願い」が紹介されたり、映画「パッチギ!」の一部が流され、井筒監督とのおしゃべりがあったりで、あっという間の30分でした。

(映画「パッチギ!」は、私は友人のDVDを借りて見ましたが、よかったです。)

この番組で私の最大の収穫は、「感謝」が聞けたことです。

きたやまおさむ/作詞・加藤和彦/作曲のこの歌は、以下の2枚のCDで聞くことができます。

戦争と平和
  • ザ・フォーク・クルセダーズ
  • 戦争と平和
  • ドリーミュージック MUCD 1060
  • オリジナルリリース: 2002年10月30日


新結成記念・解散音楽會

ということは、期限付き再結成期の曲です。

死の直前に、残された者が死にいく者に対して、そして逆に、死にいく者が残された者に対してお互いが「感謝」する、という内容の歌だと私は理解しています。

来月は私の母親の命日にあたりますが、確か私の母も死ぬ直前に病院のベッドで我々にそっと「ありがとうね」と口にしていました。テレビを見ていて、ずいぶん前のそんなことを思い出してしまいました。

「感謝」ですが、テレビでは加藤和彦はウイッスル(Whistles)という縦笛とバンジョーをひいていました。
ウイッスルというのは、アイルランドの縦笛だそうで、ミュジカミリオン/アーリー・ミュージック・プロジェクトのサイトに詳しく載っています。

私は、上記の2つのCDのうち、ライブ盤である「新結成記念・解散音楽會」に収められている「感謝」のほうが好きです。こちらには、沖縄のネーネーズのコーラスが入り、よりダイナミックな感じがするからです。

それにしても、アイリッシュの音と沖縄の音がスムーズに一体となったこんな曲を作り出すんですから、加藤和彦という人はやはり偉大です。そして、「感謝」は名曲です。



フォークルさよならコンサート

加藤和彦の歌う曲でもうひとつ好きなのが、昔のフォークルのライブ盤でしか聞けない「ユエの流れ」です。
この曲は、加藤和彦の作ったものではありませんが、素晴しい曲を探し出してくる感性もさすがだと、昔から感服しています。

歌詞カードに「母なる順化(ユエ)の流れよ」と書かれていますので、「ユエの流れ」とはベトナムの都市フエ(ベトナム戦争の激戦地)の中央を流れる香江(フオンジャン)のことのようです。
ウィキペディア(Wikipedia)の「フエ」の項参照)

東南アジアの香りが漂うスローで美しい曲です。

この曲は、甲斐よしひろもカバーしていますが、私は聞いたことはありません。
聞いてみたい気がしますが。

なお、音楽夢くらぶの再放送は、3月29日(水)03:15(ということは、「火曜日の夜中」といったほうがわかりやすいか)からBS2であるそうです。



◎Past articles(過去記事)

加藤和彦

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昨夜の NHK 音楽夢くらぶ 、最終回にふさわしく良かった…。 ゲストは、フォークル 加藤和彦さん & ALFEE 坂崎幸之助さん だんごは、フォークルをリアルタイムでは知りません。 でも、おらは死んじまっただぁ…でお馴染みの 『帰ってきたよっぱらい』 と、音楽の授業で習った『あの素晴らしい愛をもう一度』が、どちらもフォークルの曲だと大人になって知ったときは、本当にびっくりした[:びっくり:] それにしても、フォークルには名曲が多いです。 昨夜は、フォークル&新生フォークルの中から... [続きを読む]

受信: 2006.03.25 11:42

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