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2006.05.29

1972年の春一番

  • 1972春一番
  • ブリッジ BRIDGE 051-060
  • 発売日: 2006年5月2日


1972春一番
10枚組CDボックス

1972年の春一番コンサートの10枚組CDボックスを買いました。18,900円也。

1972年といえば、私は石川県に住む高校3年生でした。
その年の夏に買ったLPレコードが、「春一番コンサート・ライブ!」という2枚組3,000円のアルバム。今でも手元にありますので、カメラで撮ってみました。

レコード番号がOFW1-2ですから、ベルウッドレコードの記念すべき初回作です。

春一番コンサート・ライブ!
LPレコード「春一番コンサート・ライブ!」

高校を卒業したら大学に行くつもりだったので、どこの大学に行こうかと思ったときに「大阪」行きを決心させたのがこのレコードでした。

だから、大阪にやってきた1973年に本物の「春一番」に行けたときの感激は忘れられません。

このレコードですが、CDにもなっています。
それがこの写真。

春一番ライブ '72
CD「春一番ライブ '72」

そういう私にとってはある意味、人生の岐路にあった1972年の春一番ですが、このたび10枚組CDでその音を楽しむことができるようになりました。
全7時間18分41秒ということで、昨日の日曜日はずっとこのCDを聞いていました。



以下、1枚ごとの感想。

  • Disc-1

西岡恭蔵の「春一番」をバックに福岡風太がコンサートの開始を宣言します。いい雰囲気だなあ。
松田幸一の「かわいいあの子に」が気に入りました。

  • Disc-2

いとうたかおが5曲入っていますが、どれも若々しさが新鮮です。

  • Disc-3

ディランIIが5曲。LPでは「僕の街」しか入っていなかったのでアコースティックなステージだったという印象ですが、実際のステージはバックにバンドを用意したそれなりにハードな感じだったのに驚き。

はつぴぃえんどの「うららか」のメロディーによる「はいからはくち」にも驚き。

  • Disc-4

律とイサトおよび中川五郎。中川五郎メロディーの「系図」が聞けるのが貴重。

  • Disc-5

伊藤銀次率いるごまのはえ乱魔堂。このDiscも通して聞くとちょっとしんどいなあ。「留子ちゃんたら」はさすがに耳タコなので、いい感じですが。

  • Disc-6

シバ小坂忠。この二人は今年(2006年)の春一番でも見ましたが、1972年と変わらぬいい感じでした。

  • Disc-7

CD1枚すべて友部正人。この音源を使ったシングル盤も私は若い頃から持っているので目新しさはもはやありませんが、こうしてまとめて友部のステージを聞くと、力強さを感じます。

  • Disc-8

LPでも好きだったあがた森魚はちみつぱい
「へいの上で」もいいけれど「土手の向うに」のThe Band風な演奏に、このころの土臭いはちみつぱいを感じることができます。

  • Disc-9

加川良がリードをとる「あしたはきっと」が好きです。遠藤賢司の9分59秒の「満足できるかな」もすごい。

  • Disc-10

全曲、武蔵野タンポポ団。ちょっと細い声の若林純夫がいい感じです。



この10枚組CDは、レコード盤から起こした音を吉野金次がリマスタリングしたものなので、針の音が聞こえたりしますが、十分にいい音ということができると思います。

そして、130ページにもおよぶブックレットの中味がまたおもしろい。福岡風太が各アーティストごとに語っています。「一級の資料」です。

全曲のレコーディング・パーソナルが書かれているのも好感が持てます。
高田渡の「自転車に乗って」の作詞・作曲が西岡恭蔵になっているのは ??? ですが。

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