映画「キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語」
9月13日(日)、大阪・梅田の「梅田ガーデンシネマ」へ、映画「キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語」を見に行きました。
大阪では、ここでしか上映していません。
前にも書いたことがありますが、私が見る映画といえば音楽関係のものだけです。
この映画は、シカゴのチェス・レコードを舞台としたドキュメンタリー風のフィクションで、時代は1950年代。
ブルース、R&Bの名門レーベル、チェス・レコードが舞台ですから見逃すわけにはいきません。
チェス・レコードにまつわるいろんなエピソードが出てきて、もちろんバックの音はチェスの音ですから、心地よく映画を見ることができました。
チェス・レコードのオーナー、レナード・チェスをはじめ、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、チャック・ベリー、エタ・ジェイムズ、リトル・ウォルターという実在(した)のミュージシャンをそれぞれ配役が演じるのですが、それらも個々の特徴をつかんでいるようで、ほほ笑ましく思えました。
先にドキュメンタリー風のフィクションと書きましたが、映画の中ではずいぶん、実際の歴史と異なる場面が出てきて、自分の記憶違いだったかな? と思ったりもしました。
例えば、チェス・レコードはレナード・チェスだけではなく、フィル・チェスとの2人兄弟で運営されていたレーベルなのにフィルが全く登場してこなかったり、エタ・ジェイムズの "I'd Rather Go Blind" が本当は南部(マスル・ショールズ)録音なのに映画ではシカゴで録音されているようになっていたり(しかもその場にマディが立ち会っている!)、チャック・ベリーの投獄やこの映画のハイライトともいえるエタ・ジェイムズのドラッグ中毒で苦しむ時期が、ちょっと違うような気もしました。
この映画で一番印象に残ったのが、エタ・ジェイムズ役のビヨンセ (Beyoncé) です。演技も歌もすばらしく、彼女の歌をちゃんと聞いてみたいと思いました。
なんといっても上記の"I'd Rather Go Blind"を歌う場面が感動的でしたし、オバマ大統領就任祝賀パーティーで大統領夫妻がダンスを踊った曲"At Last" もあらためていい曲だと思いました。
そして、帰りにこの映画のサントラCD (アメリカ盤)をタワー・レコードで買いました。
ビヨンセの "Once In A LIfetime" (ビヨンセ作)という曲が気に入ったので、サントラを買ったのです。
映画が終り、スクリーンにクレジットが映し出されているときにこの曲が流れていました。
この映画用のオリジナル曲のようで、スローで美しいバラードです。
こういう曲を聞くと、ソウル・バラードというのはいいものだとつくづく思います。
この1曲のためだけにこのサントラCDを買ったようなものです。
もともと、この映画に出てくる曲のオリジナルは私はほとんど持っているので、サントラCDでカバー曲を聞くと、違った味を感じることができ、このサントラCDも結構気に入っています。
日本盤では2枚組のデラックス・エディションというのも出ているようです。
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